SNS運用者のためのLP制作マニュアル

こんな方におすすめ

  • LPの制作手順が知りたい
  • LPの構成テンプレートが知りたい
  • LPを作ってリスト数を増やしたい

このような方におすすめのコンテンツになっています。

最初に言わせて頂きますが、LPに「正解」というものは存在しません。

「は?」と思った方もいると思います。しかしこれは本当です。

  • LPを設置する場所
  • ターゲットの属性
  • マネタイズの導線
  • コンセプト

などなど。

それぞれのパターンによってLPの構成要素は違います。

なので、自分と別のことを行っている方が作成したテンプレや事例を手に入れても、思った様な結果を出すことができません。

だからこそ、今回僕がお伝えするのはSNS運用者で集客をしたい方のための結果に直結するLP制作マニュアルです。

 

もりりん
本題に入る前に少し余談を!LP制作を行うことができる便利なツールの紹介を行いますね!

LP制作ツール

  • カラフル
  • ペライチ
  • note

それぞれどういう特性があるのか解説しますね!

 

 カラフル

カラフルは買い切りのLPを制作することに特化したWordPressテーマです。

操作は慣れるまでは少し難しいですが、マニュアルも完備されているので問題はありません。

使いこなせるようになるとレベルの高いデザインのLPも作ることができます。

ポイント

カウントダウンタイマーが付けることができるのでオススメ!

>>カラフルの公式サイトはこちら

もりりん
カラフルはプランが2つありますが、安い方のプランで問題ないですよ!

 

 ペライチ

ペライチはLP制作ツールで有名なツールです。

無料プランでは1ページだけですが、作ることができます。テンプレートがあるのでパズル感覚でLPを作ることができます。

有料プランに入れば独自ドメインの取得や決済ページの作成なども行うことができます。

>>ペライチの公式サイトはこちら

 

 note

noteとは、クリエイターが文章や写真を投稿することができるメディアプラットフォームです。

LPとしてnoteを活用する方はあまりいませんでしたが、最近では増えてきています。

無料で使えますし、操作も簡単なので初心者の方にはオススメです。

ポイント

noteは利用しているユーザーが多いので、プラットフォームからの集客も見込めますよ!

>>noteの公式サイトはこちら

 

SNS運用者がLPを使う理由

ここでは、SNS運用者がLPを使う理由を解説していきます。

 

理由①:リストの獲得率を上げる

1つ目の理由はリストの獲得率を上げることです。

リストとは、LINE公式やメルマガに集めた顧客リストのことを言います。

LINE公式やメルマガで教育やセールスを行うためには、必須になります。つまりビジネスでお金を稼ぐためには必ず集めるべきということです。

そのリストを集めるためにLPを活用します。

LPを活用するメリットは、LINE公式やメルマガに登録するメリットが分かりやすいからです。

例えばTwitterやInstagramのプロフィールにLINE公式のURLだけが置いてあることってありますよね?

この時にユーザーが思うこととしては、

  • 登録することでどんなメリットがあるのか?
  • 自分は得ができるのか?
  • そもそも無料なのか有料なのか?
  • すごく売り込みされたらどうしよう・・・

このような事を考えますよね。

人は、リスクを侵すことを避けるので、一瞬でも不信感を持ったら、登録はしてもらえません。

なので、いかに安全であなたにメリットがあるのか?をLPを使って伝える必要があります。

 

理由②:登録後の開封率を高める

2つ目は、登録後の開封率を高めるためです。

そもそもリストを集める目的は、LINE公式やメルマガで配信した文章や動画を見てもらい教育やセールスを行うことです。

つまり、配信を見てくれないリストを集めても無駄ということです。

そして、この開封率を高めることができるのがLPなんです。

LPを使ってLINE公式やメルマガの配信を読むメリット・ベネフィットを伝えることで登録後1通目の開封率を大幅に上げることができます。

 

LP制作の手順

LP制作の手順は以下の通りです。

簡単な流れ

  • マネタイズのフローの設定
  • ペルソナの設定
  • コンセプトメイク
  • 原稿執筆
  • デザイン制作

それぞれ順番に解説していきます。

 

マネタイズのフローの設定

まずは、マネタイズのフローの設定を行いましょう。

例えば、LPには以下のようなオファーがあります。

  • 無料プレゼント誘致
  • 無料個別相談誘致
  • 無料説明誘致
  • 無料セミナー誘致
  • 有料セミナー誘致
  • 資料請求

などなど。

実際に僕自身色々なLPを制作してきましたが、LPで行うオファー内容によって書く内容などがガラッと変わります。

なので、最初の段階で決めておきましょう。

 

ペルソナの設定

次にペルソナの設定と顧客リサーチを行います。

まずはペルソナの設定です。

メモ

ペルソナ:オファーが通るであろう人物の年齢,職業,年収,家族構成,趣味などの想定データ

設定する理由は、人物像を具体的に設定することで、その人の悩みや考えなどが想定できるからです。

ここで多くの方は、「特定の人物に絞ってもいいんですか?」と疑問があると思いますが、問題ありません。

特定の人物に刺さるようなLPであれば、その人物に似たユーザーにも刺さるからです。

以下がペルソナを設定する際に決める項目です。

性別:
年齢:
職業:
住所:
年収:
学歴:
悩み:
不安:
叶えたい未来

etc...

ポイントは、細かすぎるぐらい設定することです。1人の人物を思い浮かべて設定しましょう。

 

コンセプトメイク

次はコンセプトメイクです。

ここでは、以下の2点をしっかりと押さえましょう。

  • 誰のために発信するものなのか
  • 誰のどんな悩みを解決できるのか

しかし、ここで注意点があります。

それは、「競合とコンセプトが被っていないか」です。

競合と同じ切り口、同じコンセプトで発信をしてしまうと、どうしても「二番手」になってしまい、一番手に負けてしまいます。

なので、少し捻って自分のコンセプトの方がペルソナにとっては絶対に良いじゃん!というものを作るといいですね!

ここは時間が掛かってもいいので入念に作り込みましょう。

 

原稿執筆

次は原稿の執筆です。

構成のテンプレートは後ほど解説しますので、そちらをチェックしてください。

 

デザイン制作

最後にデザイン制作です。

デザイン次第で成約率が変わってくるので、ここはかなり重要になります。

個人的な意見ですが、まずは自作でヘッダー画像などを作成しLPの効果を検証します。

その後ある程度効果が出ればプロに外注してもいいかと思います。

ポイント

  • 自作でヘッダー画像を作成する場合はCanva
  • ヘッダー画像だけの外注、LPのデザイン全体の外注はココナラ

 

LP構成テンプレート

次に、LPの構成テンプレートを紹介します。

ここまでの解説でLPを作る流れは理解できたと思いますが、実際の書き方は分からないですよね。そこでLP構成テンプレートを用意しました。

今からテンプレートの紹介!という前にお話があります。正直に言うとLPの構成ってあまり意味はありません。冒頭でもお話しましたが、ターゲットやオファーの内容によってガラッと変わってしまうからです。

とはいえ、何も無しでは書けないという方も多いと思いますので、リスト集客できるLPを作る構成を紹介します。構成だけではなくポイントも解説していますので、参考にしてくださいね!

リスト集客できるLPを作る構成

  • ヘッダー
  • オファー
  • 実績や権威性
  • プレゼント内容
  • よくある質問
  • 追伸

それぞれ詳しく解説していきます。

 

ヘッダー

LPで1番大事になるのがヘッダーです。

ヘッダーは、LPを見た時に一番最初に目に留まる冒頭の部分です。

なので、LPで集客できるかできないかはヘッダーで9割決まると言っても過言ではありません。

では、なぜヘッダーが重要なのかと言うと、ネットビジネスを行う上で3つのNOTが存在するからです。

3つのNOTとは、

  • 見ない
  • 信じない
  • 行動しない

ネットで商品ページを見る方のほとんどは、商品ページを面倒に感じてページを見ない。怪しいと思って信じない。つまり、最終的にLINE公式やメルマガ登録、商品購入といった行動をとることはかなり難易度が高いということになります。

この3つのNOTをネットビジネスを行う僕たちは超えて行く必要があります。

ということでここからは、ヘッダーで3つのNOTをぶち壊す方法をここからは解説していきます。

 

 効果の出るヘッダーの作り方

ヘッダーを作る際に重要なことは以下の3つを含めることです。

  • ベネフィット
  • 実績・信頼
  • 強み・違い

正直この3つが入っていればOKです!

もりりん
参考のLPを以下に掲載しておきますね!参考LPの事業が停止している場合リンク切れを起こしている可能性がありますので、ご了承ください。

 

オファー

ここでは、登録ボタンを設置し訴求します。

登録ボタンを「どんなデザインにするのか」「どんな文字を書くのか」で集客率は変わります。

 

ボタンの色

まずはボタンの色です。

ボタンの色は LP によって様々です。

LPによってボタンの色は様々ですが、「緑色が1番反応がいいよ」なんて声も聞くことがあります。しかし、そうとは言い切れません。

なぜなら、Webマーケティング会社が使っているLPのボタンの色が、オレンジのボタンや黄色のボタンをになっているんですね。なので、個人的にはLPに合った色だったらいいのかな?なんて思っています。

実際に検証してみるのが1番いいので、何度も検証を繰り返してみてください!

 

ボタンに添える文字

ボタンに添える文字で意識すべきことは、以下の3つです。

  • 緊急性
  • 具体性
  • 怪しさをなくす

それぞれ解説しますね。

 

 緊急性

人は決断を後回しにする生き物です。なので、緊急性を加えます。

例えば、「予告なしに無料配布を終了します。」のような感じです。

もりりん
人は損失を回避したくなるので、「今受け取らないと損するよ!」のような訴求も追加するといいですよ!

 

 具体性と怪しさをなくす

登録ボタンに「LINEに登録する」だけが書いてあるの見た事ありませんか?これはあまり良くないですね。

LPを見ているユーザー側の視点で考えるとボタンを押すのに相当な勇気が必要になりますよね。

  • このボタンを押すと変なサイトに飛ばされるんじゃないか
  • 勝手にお金がかかってしまうんじゃないか

なんて事を考えてしまうと思います。

その怪しさをなくすためにも、このボタンを押すと何が手に入るのかを具体的に示す必要があります。

もりりん
以下に例としてボタンを置きますね!

↓LINE登録で無料プレゼント↓

ダイエットBookを手に入れる

※予告なしに配布を終了します。

 

ボタンの配置

ボタンは3~4個設置しましょう。

また、その中の1つはヘッダーのすぐ下に配置しましょう。(フォーストビューで表示されるのが好ましい)

読むのは面倒だけどまぁ登録だけでもしてみようかな?という人も少なからずいます。なので、絶対にヘッダーのすぐ下にはボタンの設置はしてくださいね。

 

実績や権威性

実績や権威性があればヘッダー、ボタンの次に入れましょう。

無い場合はモニターという形で数名の方に無料でコンテンツを配布したり、コンサルティングを行い実績を作るといいですね。

実績や権威性が無い人から何かを学ぼうとかは思わないので、作るようにしましょう。

また、資格もあれば載せておくといいですよ!

 

プレゼント内容

LINE公式やメルマガ登録後にもらえるプレゼントの内容を記載しましょう。

ここでは、ただ単純に「内容を知ってもらおう!」という目的だけではありません。

真の目的は『リストの選別』です。

プレゼントの内容を知った上でLINE公式やメルマガの登録をしない方は、そもそもコンテンツに興味がないことが分かります。このような人がトリストになった所で有料の商品を購入しないので、無駄なリストという訳です。

しっかりとプレゼントの内容を書くことで、今後商品を買ってくれる可能性が高い人だけを集客することができます。

 

よくある質問・追伸

次によくある質問です。

ここでは、読者が不安になるであろう項目を全て洗い出し記載しましょう。

競合のLPなどを見ると項目の洗い出しは結構楽チンですよ!

 

追伸

よくある質問ができれば、最後に追伸を入れて終了です。

ここでは、「行動の教育」を交えて自分の想いを語るようにしましょう。

追伸まで読んでいる方はかなり悩んでいる可能性が高いです。なので、ここで背中をポンっと押すような語りを入れることができるとベストです。

 

おわりに

最後までご覧いただきありがとうございました。

LPは絶対に成果の出る型などは存在しません。なので、PDCAを回して自分の中で1番効果のあるLPを制作してください。